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やん★ぶろ~画的ネタ日記~

janneのオタクな妄想と多々買いと玩具ネタ画像ブログ。

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「職場での携帯はマナーモードで。」


そろそろ自分の腐脳内で熟成してきた自分妄想設定を、形にしてゆこうかとネタの構想に入ってます。

無駄に色々と過去捏造とかキャラ崩壊とか。そんな自分が痛々しい茨道ですハイ。
最近、万山もマイナーから脱してきたと思うんですが、如何でしょうか。つか万斉がキャラとしてメジャー化してきたという事でしょうか。次の映画化でもっと出番とグッツが増える事を祈ってます。
そして、似蔵さんのグッツもなー。出ないかなー3Zの似蔵さんが幸せそうで何より(あのピンナップ一枚でどんだけ妄想)。
紅桜モデルとか武器コレクション出ないかなー。実物大木刀洞爺湖大とかは。

小出しにですが、万山似の縁側団らんシリーズ化したいです。
ギャグだって幸せならイイじゃない。シリアスじゃ切ない結末しか想像出来ないから、そお言う話は他所様の素晴らしい文章で読みたいです。


以下↓手ブロの絵を元に万山似の縁側団らんシリーズ番外編。


「職場での携帯はマナーモードで。」

夜の帳が下り、繁華街が最も華やいでいる時刻。
郊外の旧住宅街に、人の気配は無かった。
かつては上流武家屋敷が並ぶ地帯は、今は昼間でも人通りの疎らな閑散とした寂しさを漂わせている。
廃刀令により、武家社会が崩壊してから没落する家系は少なくはなかった。

其処も、そんな主を亡くした屋敷の一つ。

「表の連中は皆始末したよ」
「さて、早々に立ち去るか」
明かりも無い無人の屋敷の中を、二つの人影。
その足元には、動かない人影が無数に転がっている。薄暗い座敷の中、赤い模様だけがやけにハッキリと映った。

そして二人は背中を向け座敷を後にした。
やや朽ち始めた廊下を歩くと、軋む音が響く。

1257656008385854.png


「今日の仕事は簡単でござったな」
「そうさねぇ、まだ斬り足りないよ」
「数は多いようでござったが、手応えが無い者ばかり。主には物足りんでござろう」
「楽なのは嬉しいがねぇ、右腕が怠けちまいそうだよ」
鬼兵隊屈指の刺客と言われる、人斬りを名乗る河上万斉と岡田似蔵。
二人は今正に仕事を終えたばかりだった。
攘夷浪士の間にも派閥はある。その中には鬼兵隊の名を騙り悪事を働くものもあれば、幕府高官と結託し私利私欲を貪ろうとする輩も多い。

そういった者達を利用し、或いは始末するのが二人の仕事でもあった。

「まったく、士道も節操も持ち合わせぬ輩が攘夷を語るなど、世も末でござる」
「志を亡くした侍ほど、見苦しい連中はいないねぇ」
呆れたようにボヤく二人は、屋敷を出て門の前に着いた。
屋敷の敷地から出る前に、万斉は懐から携帯電話を取り出そうとした時。

「おや、もう来てたのかい?。坊や」
万斉より先に人の気配に気付いたのは似蔵の方だった。
「今からメールしようと思うておったのに、山崎殿も気が早い」
万斉がつまらなそう言うと、手にした携帯を懐に戻した。
そして、二人の前に忍装束を身に纏った山崎が降り立った。
「あんた達さー、俺の仕事を邪魔しないでくれる?。せっかく1週間も裏付けとって張り込んでたのに、何であんた達が横取りすんのさ。こっちは商売上がったりだよ!」
「国家公務員が商売とか言っちゃイカンでござるよ」
「お前に言われたくないよ。人斬りも真っ当な商売じゃないだろ!」
「拙者はちゃんと他に、真っ当な仕事に就いているでござるモン」
「モンとか言うなキモイ」
「まあまあお二人さん。久し振りに顔を会わせたんだ、仲良くしたらどうだい?」
とても敵同士とは思えない会話。その掛け合いはまるで、漫才のボケと突っ込みの様だった。
似蔵の仲裁に、山崎はアッサリ態度を軟化させた。
「似蔵さんに免じて許してやる」
「前々から思うておったのだが、何故に拙者と似蔵殿とでは対応がこうも露骨に差があるのでござるか?山崎殿。拙者…悲しいでござる…」
そう言って山崎から背を向けると、いじける様に膝を抱える万斉。
「ああああ!もう!、でかい図体してイジケるな、鬱陶しいわ!」
「仕方ないさねぇ。初対面の第一印象ってのは早々変わるもんじゃないよ」
「拙者だって…、好きで山崎殿を殺そうとした訳ではないでござるモン」
「面倒くせーなお前。つかモンって言うな本気でキモイよ」
「さて、コントはここまでにして。時に山崎殿」
「いきなり戻るな」
コロッと態度を変え、普段の万斉に戻ると山崎に本題を話し始めた。
「此処に集まっていた者達を調べておったようだが、何か証拠は掴めたのでござるか?」
「特に物的証拠は掴めなかった、だから此処での会合の場を抑えて一網打尽にしたかったの。なのに…何で人斬りが揃って居る訳?」
事情を説明した山崎が、万斉と似蔵の顔を見比べてがっくりと肩を落とした。この人斬り二人が絡んでいて斬った相手が無事で済むわけが無い。口封じをされてしまってはもう証拠は無い。只の攘夷浪士を斬っただけでは事件を解決したとは言えない。彼らから繋がる他の一派、或いは闇商人まで芋づる式に突き止めたかったのだ。
「鬼兵隊が絡んでるんじゃ、もう尻尾は掴めないじゃん。まぁた副長に叱られるよ俺…」
「そうでもござらんよ?」
そう言って万斉が似蔵の方を見てニヤリと笑う。視線に気付いたのか似蔵は悪戯っぽく笑った。
二人の様子を怪訝に思いながら、山崎は尋ねた。
「何か証拠でもあんのかよ?」
「屋敷の庭に行ってみるといいよ。まだ何人か息があるだろうねぇ」
「はい?」
「一番奥の大広間でも、親玉の急所を外しておいた故、まだ生きているでござろうなぁ」
「マジでか?!」
「主を呼ぼうと思うて、何人か生かしておる。証人にするとよかろう」
「こっちにも色々と事情があってねぇ、表立って騒ぎを起こしたくないのさ。後は坊やに任せるよ」
驚いた事に、この人斬り二人は生き証人を残しておいたのだ。呆気にとられている山崎に、更に万斉は懐から1冊の手帳を取り出し、ソレを山崎に手渡した。
「コレは?」
「暗殺リスト、とでも言うておこうか。あの親玉が持っていだが、大物を狙い過ぎたようでござる」
「身の程知らずにちょっとお灸を据えてやったのさぁ、なぁ?河上」
「左様。今回の件、我ら鬼兵隊の策とは何ら関係ござらぬ故、安心召されよ山崎殿」
「べっ…別にっ。心配なんかしてないよ…」
受け取った手帳をパラパラと捲ると、其処には標的になる要人と暗殺手段が記されていた。
その中に、見過ごせない名前もあったのだ。
「ちょ!。うちの局長もヤる気かよ!。マジかコイツら!つかバカか!バカを狙うバカが居たよ!。」
「おやまぁ、自分の上司をよくもまあ堂々と…バカなのかい?」
「見かけによらず毒舌なのでござるよ…。それにバカではなくゴリラでござる」
「俺に見た目は関係ないんだがねぇ…。ゴリラが頭とはねぇ、真選組ってぇのは一体どんな所なんだい」

その時、遠くから鳴り響いていたサイレン音が近づいてきている。
それはパトカーのサイレン音。
「あ、もう来た。流石副長、段取り通り」
「では、久し振りに挨拶でもしてゆくか。先だっての件、副長殿にまだ詫びておらぬ」
「そうだねぇ、俺も坊やの上司に会ってみたくなったよ」
「やめろーーーー!!。騒ぎ起こしたくないんでしょーーー!。大人しく帰ってーーー!!」
物騒な事をさらりと言ってのける二人に、山崎は慌てて突っ込みに、止めに入った。
ここで鬼兵隊と真選組が鉢合わせしたら、修羅場になるだろう。せっかく手に入れた証拠と証人が無駄になる。
「おや?、これは不謹慎な事を。主は仮にも新撰組の監察筆頭でござろう?。拙者達を逃がして良いのでござるか?」
「あんた達を捕まえるは、今の俺の仕事じゃないよ。それに、万斉はともかく、似蔵さんの紅桜が相手じゃうちの隊士も無傷じゃ済まないって事くらい俺にも分かってる」
「拙者はともかくって…また酷いでござるぅ」
「お・前・が!、吹っ掛けてきた組の内乱騒動で、隊士の半分が削られたんだ!。今はまだ元の人数まで回復してない、余計な犠牲は出したくないんだよ!」
お前が、という件を嫌味を込めて言えば、万斉には返す言葉も無い。
もっとも、その騒動を起こしたお陰で、今目の前で自身に感情をぶつけてくる、この愛しい存在と再び出会うことが出来たと思えば、無駄ではなかったと。
「…主の奏でる歌は、今宵も拙者の耳に心地く響く」
「またそれ?、いっぺん医者にいってこいよ」
そうして居る間に、サイレンは更に近づいて来ていた。
「冗談はさて置き、早々に失礼するとしよう」
「あ!。待てよ」
その場を立ち去ろうとする万斉と似蔵を、慌てて山崎は呼び止めた。
「さっき、俺にメールするつもりだったって、コレの事?」
そう言って手にした手帳を見せてみると、万斉は頷く。
「それを口実に、また逢瀬の約束を取り付けようと思うたが、主が上司に責められるのを思うは心苦しい故、今回は大人しく退くでござる」
「…万斉…」
「おやおや、いじらしいねぇお二人さん。俺ぁ妬いちまうよぉ?」
「なっ!」
「ちょ!」
似蔵の横槍に山崎と万斉は一気に顔を赤面させる。
二人の間に割って入ると、山崎の肩に手を乗せ、似蔵は見えない目で山崎を見つめる。
「あ、あの?、似蔵さん?」
「また遊びにおいで、坊や」
「ぐふっ!!」
優しい口調の直後、山崎の鳩尾には似蔵の拳が打ち込まれていた。
そのまま崩れ落ちる山崎の身体を受け止めると、そっと地面に横たえた。
「似蔵殿!。一体何を!」
「なぁに。ちょいとした演出さぁ」
「演出って…」
山崎の身を案じながら戸惑う万斉は、似蔵に詰め寄った。そして返って来た答えに怪訝な表情を見せる。
「この方が上司に言い訳がたつだろ?。怪しまれる事も無いさね」
「似蔵殿…」
怪しまれる事。それが山崎にとってどれだけ危険な立場に追いやるか、敵対する組織に属すもの同士、それは充分に分かっているつもりだった。
しかし、それは万斉の中では見て見ぬフリをしている部分も正直有った。それを第三者、似た立ち居地に居る似蔵から示される事で、自覚しなければいけないと思い知らされるのだった。

「すまぬ…退」
「今度遊びに来た時に、謝ってやればいいよ」
「それは主も同じこと。拙者にも詫びてもらおうか」
「おや怖い怖い。嫉妬する男は怖いねぇ」
「先に妬いたのは主でござる」

近付いてきたサイレンに、二人は急いで身を翻し屋敷から走り去った。
遠ざかる二人は、そのまま夜の闇に紛れ消えていった。


次の日。
朝刊の一面には真選組の活躍が大きく報じられていた。

<おわり>


万山似の三角関係でした。
…どの辺が?とか、自問自答ですが。似蔵さんが冗談のように妬いてる宣言してますが、あの人は天然の素質があると思ってるんで、あれでもマジで妬いてる故の行動です。

似山の馴れ初めも、何時かは描きたいです。

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| 銀魂(文) | 12:08 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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